黒糖焼酎は糖質ゼロ飲料!その秘密は製造方法にあり

2017.12.07


こんにちは!奄美大島の魅力をお届けする、奄美物産です。

 

みなさんは「黒糖焼酎」を飲んだことがありますか?

甘い香りがほのかに漂い、ロックやお湯割り、カクテルなどいろいろなバリエーションで楽しめる黒糖焼酎。

原料に黒糖を使用していますが、実は黒糖焼酎の糖質は0(ゼロ)なんです!

 

今回は、糖質ゼロでさまざまな飲み方が楽しめる「黒糖焼酎」の魅力についてご紹介します。

 

 

黒糖焼酎の糖質はゼロ!?

名前に「黒糖」と含まれているので、糖質がゼロと聞いて不思議に思う人も多いのではないでしょうか。

 

「黒糖」とはサトウキビの汁を絞って煮詰めたもの。ミネラルが豊富で、白い砂糖よりも風味豊かな甘みが特長です。

この黒糖、確かに黒糖焼酎の原料としても使われています。

 

黒糖焼酎には、黒糖のほのかな甘い香りだけが残り、実際には糖質は「ゼロ」なんです。

「糖質ゼロ」は女性や健康を気遣っている人にとってはなんとも嬉しい響き!

糖質制限をしつつもお酒が飲みたい方にもぴったりのお酒です。

 

 

黒糖焼酎が糖質ゼロになるヒミツは蒸留方法

なぜ黒糖を使っているのに、糖分がゼロなのでしょうか。それは製造方法に秘密があります。

 

黒糖焼酎は「本格焼酎」に分類されます。

本格焼酎は、米麹に水や酵母を加えてもろみをつくり、発酵させるために主原料を加えてつくるもの。

この主原料=サツマイモ、麦、そばなどの違いによって完成品を「芋焼酎」「麦焼酎」と呼びます。

 

「黒糖焼酎」は発酵原料が「黒糖」です。

黒糖はそのままの固まりを使うのではなくあらかじめ溶かしたものを加え、砂糖の力で発酵を進めます。

 

黒糖や米麹の糖分は、酵母と反応してエチルアルコールへと変化します。

このため焼酎の原料に含まれる糖分は「ゼロ」へと変化。数日間の発酵を経て、蒸留を行います。

様々な成分が混ざったものを蒸発させてから冷やすことで、余分なものが取り除かれ、澄んだ透明の黒糖焼酎が作られるのです。

 

精製された黒糖焼酎を貯蔵・熟成させ、まろやかで飲みやすい黒糖焼酎が完成します。

 

 

黒糖焼酎のカロリーとオススメの飲み方

ダイエット中の方や健康を気にする方は、糖質だけではなくカロリーも気になるところですよね。

 

黒糖焼酎のカロリーは100ml辺り150kcal前後でほぼビールと同等。けれども、飲み方でカロリーを調整することができるのが嬉しいところです。

 

特に女性はロックで飲むより水割りなどで薄めて飲むことが多いので、「お酒を飲みたいけどカロリーが気になる」という方にぴったり!

 

水やお湯だけでなく炭酸やジュースなどさまざまな割り材とも相性抜群なので、ぜひいろいろと試してみてください。

 

オンザロック

グラスに大き目の氷を入れて焼酎を注ぎます。レモンスライスなどがあるとさらに良し!

 

100mlの黒糖焼酎をロックで氷が解ける前に飲んだ場合、ビール1缶(350ml)と同等のカロリーがありますのでご注意ください。

 

水割り

グラスにたっぷり氷を入れて、焼酎をグラスの6分目ほどまで入れます。

ミネラルウォーターを注いで、ゆっくりかき混ぜたら出来上がりです。

 

お湯割り

焼酎:お湯を6:4の割合で入れます。

先にお湯を入れてから焼酎をあとで注ぐと香りが引き立ちますよ。

 

炭酸水割り

コアなファンがいると噂の炭酸水割り。一度お試しあれ!

お好みで割りもの用のレモン炭酸などにもトライしてみてくださいね。

 

カクテル

黒糖焼酎をベースに、柑橘系のリキュールなどを混ぜてオリジナルカクテルを作ってみてはいかがでしょうか。

 

ただし、カクテルを作るときはリキュールやジュースのカロリー・糖質がプラスされるのでご注意を!

濃いお酒が苦手な人は、少しずつ味見しながら自分に合った濃さを見つけましょう。

 

 

糖質ゼロの黒糖焼酎を楽しくおいしく飲みましょう

奄美群島のみで作られる黒糖焼酎は種類も豊富です。

黒糖焼酎を製造している島々や蔵元、使われるサトウキビによっても風味が異なります。

 

飲みやすく美味しい黒糖焼酎、ついつい飲むスピードや量が上がらないよう、飲みすぎには注意です。

 

糖質ゼロ・低カロリーだからと言って、おつまみを食べ過ぎないようにも気を付けてくださいね。

 

 

奄美物産でもさまざまな黒糖焼酎を取り扱っています!

ぜひお気に入りの黒糖焼酎を探してみてはいかがでしょうか。