「ごまざた」とは？一度食べたらやみつきになる健康お菓子
こんにちは！奄美大島の魅力をお届けする、奄美物産です。
奄美の黒糖を使ったお菓子「ごまざた」を食べたことはありますか？
奄美のお土産でごまざたを勧められたけど「ごまざたって何だろう？」と思った方もいるのではないでしょうか？
今回は、一度食べたらやみつきになってしまう人気商品の「ごまざた」をご紹介します。
ごまざたとは？語源は「ごま+さとう」が有力
奄美の方言では砂糖を「サタ」と言います。
つまり「ごまざた」は胡麻砂糖のことで、方言の訛りで変化し「ごまざた」となったわけです。
もともとはゴマと黒糖を煮詰めた後に冷やしたかたまりを砕いて食べていたそうですが、現在は薄くおせんべいのような形をしています。
原料は「ごまと黒砂糖のみ」で、薄さはわずか5㎜ほどしかありません。
ごまざたに使う黒砂糖（黒糖）は100％サトウキビが原料で、加工用黒糖のように糖蜜などを加えていませんので、甘さは控えめです。
（黒糖については「黒糖の健康効果がすごい！美容にも健康にも良い黒糖のひみつ」の記事で詳しくご紹介しています。）
ごまがふんだんに使用されているのが一目でわかり、パリッとした食感が特徴です。
食べるとごまの風味と黒糖を煮詰めた時の香ばしさが口の中に一気に広がり、黒糖独特のビターな甘さが優しく包み込みます。
食べやすい薄さでやみつきになるその味は、奄美諸島を中心に子どもからご年配まで幅広く愛されています。
アンチエイジングを意識している人はおやつを「ごまざた」に！
ごまざたの原料である「ごま」と「黒砂糖」ですが、それぞれに含まれる栄養価には体の健康を保つのに欠かせない成分が含まれています。
ごまの主な栄養素
・セサミン：抗酸化作用によって、ガン予防やアンチエイジングに良いとされる
・リノール酸等の不飽和脂肪酸：血中コレストロールを下げ、動脈硬化予防や生活習慣病を予防
・食物繊維：繊維質が豊富で便秘の予防になり、美肌にも良い
・カルシウム：10g当たり120mg含有と他の食材と比較しても高含有
黒砂糖（黒糖）の主な栄養素
・ミネラル：カルシウムや鉄などが体の組織を構成し、体の調整を整える
・ビタミン（B1、B2など）：糖質からエネルギーを作り出す
・オリゴ糖：善玉菌により腸内環境を整える
健康や若さを保つために運動や食事制限の努力をしている人でも、時には甘いお菓子を食べたくなるものです。
そんな方は、間食のお菓子を自然食品のごまざたにすると良いですよ！
ごまざたを砕いて、シリアル代わりにヨーグルトに入れて食べるのもオススメです。
ちなみにゴマの摂取適量値は1日20g程度。
美味しいからといってごまざたを毎日1袋食べてしまうと、さすがに糖分の摂りすぎになりますので注意して下さいね！
ごまざたは色んな飲み物との相性バツグン！
奄美では一般的にお茶請けとして愛されているごまざたですが、ごまざたはお茶以外の飲み物とも相性が良いんです！
ごまを使ったお菓子にクッキーやプリンがあったり、パンにも使われていたり、ごまはいろんな食材に使用されますよね。
お菓子に使われるごまと黒糖ですから、コーヒーや紅茶と一緒に食べるのも良いです。
牛乳との相性も良いので、お子様のおやつにもオススメですよ！
また、意外にも焼酎のあてとして食べる方もいます。
黒糖焼酎は黒糖が原料とあって、ごまざたとの相性もバツグン！
ごまざたの甘さが焼酎のコクを、より引き立てます。
そのため地元では「ごまざたをつまみに焼酎を飲む」というのが浸透してきているんですよ。
「白ごまざた」と「黒ごまざた」の違いは？
ごまざたには「白ごまざた」と「黒ごまざた」があります。
白ごまも黒ごまも見た目や味が違うだけで、栄養価はあまり変わりません。
どちらも試してみたい方は、お取り寄せもできますのでこの機会にぜひ食べ比べして下さいね！
ほのかな風味の「白ごまざた」は、不飽和脂肪酸が多く含まれる「白ごま」を使用しています。
動脈硬化予防に気を使っている方にオススメです。
ごまの風味が強く香ばしい「黒ごまざた」は、ポリフェノールが多く含まれる「黒ごま」を使用しています。
目が疲れやすい方や肌荒れが気になる方にオススメです。
自然食品「ごまざた」で手軽に栄養補給！
今はスナック菓子が充実しており、おやつといえばスナック菓子やチョコレートなどに偏りがちです。
奄美を代表する天然ミネラルが豊富な「黒糖」と抗酸化作用の高い「ごま」をコラボさせた「ごまざた」は、健康にも良いので幅広い年代にオススメできるお菓子といえます。
色んな飲み物との相性も良く、薄くて食べやすい。さらにごまの風味でやみつき！
そんな魅力たっぷりのごまざた、食べてみたくありませんか？
でもハマリすぎ、食べすぎには注意ですよ！
